自作ロッドを作るためのパーツもチタンパイプのような新製品が出たり、以前からあったパーツが知らない間にモデルチェンジしていたりして、自作ロッド完成後に新たにことを試してみたくなったりします。
今までロッドビルディングしたロッドも少しずつマイナーチェンジしているのでご紹介を!
ジャストエースカーボンパイプ
所有している全ての自作ロッドに使用しているパーツがジャストエースの太めのカーボンパイプ。
性能のためではなく、スケルトンリールシートのデザインに変化をもたらすことができます。
ワインディングチェック(マタギ製HTWC-B内径15ミリ)やスケルトンリールシートでよく使うカーボンパイプ外径と同じことから非常に使いやすく、リールシートのスクリューと外径(18.3ミリ)が一致することからもカーボンパイプでオススメの一品です。
このパイプは発売当初から買い続けていますが、いつの間にかマイナーチェンジしているのをご存知でしょうか?
カーボンパイプのテーパー処理
スケルトンリールシートのフードの間に挟むようにして使うのが、このパーツの本来の使用方法。カーボンパイプグリップのみのチタンティップロッド弐号機reでは、エンドグリップにもジャストエースカーボンパイプを使用していてロッドビルディングの際には後端内径をテーパー処理しようと考えていました。
カーボンパイプ内径の加工は手間がかかるしカーボンは削ったあとのコーティング等が必要。
均一に美しく加工するのが難しいので見送っていたのですが…
新しく購入したジャストエースの外径18.3ミリカーボンパイプを見ると最初から両端内径がテーパー処理されている。
早速、ヒートガンで熱してエポキシボンドを柔らかくしてパーツを外し入れ替えました。
ロッドを部品交換でマイナーチェンジ
少しずつ、他のロッドで気になったところも改善しています。
私が最近作成したロッドがネームやグリップ部分の飾り巻きを少なくしているのも、感度を重視しているだけではなく試作機なのでパーツ交換のときにやり直さなくて良いようにしているのもあります。
グリップの交換
良く見るとコルクの切れ目が黒ずんでいるのが分かるものの、汚れを落とすと目立ちません。
グロースレッドで目感度アップ
柔らか過ぎるティップは手感度が落ちるものの喰いあげるようなアタリとかは取りやすく、コンッとアタリが出にくい大型のアジを釣るのにも使いやすい。作ったロッドで柔らか目のものは、プロラップのグロースレッドに巻き換えています。
チタンティップに巻く場合はカーボンロービングとエポキシコーティングでガイドを固定してから、カーボンロービングを垂直にカッターで切断し切断面からグロースレッドを何度か重ねてチタンティップに巻くと美しく光りやすいと思います。
グロースレッドは、外灯から少し離れて暗くてもティップの動きがボンヤリと分かるのでお気に入り。
真っ暗だと見えないと思いますけど。
この他に、上のチタンティップ試作三号機は1ピースを2ピース化もしており、一度完成したあとに何度も手を入れ直しています。
使いながら少しずつ自分好みのロッドに近づけるのも楽しいものです。
ロッドビルディング記事は、
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