とは言っても、この釣りブログはアジングブログなので、できる限りライトゲームタックルでの釣りを追求したい。
私は500グラム程度までのアオリイカのエギングには、ヤマガブランクスブルーカレント77TZ/NANOとダイワ13セルテート2004chを使用していて、ロッドは適正ルアーよりも重たいエギを投げてシャクっています。
メバリングロッドで重たいエギは投げられる?
ヤマガブランクス77TZ/NANOは、リグウェイト1.5グラムから13グラム、プラグ9グラムまでが適合範囲内のルアーロッドとなっていますが、私は15グラムの3号のエギまではキャストやシャクっても柔らかすぎるようには感じません。
逆に1.5グラムどころか2グラムのジグヘッドを付けてジグ単アジングができるようには全く感じません。
エギングはロッドに負担が掛からない様にバットガイド位置までエギを垂らしてペンデュラムキャストをしているので21グラムの3.5号エギでも投げられるのですが、10メートル以上の水深まで3.5号エギを沈めるとこのロッドはシャクりにくい。
よく、ロッドの流用で重たいものを投げると折れるのではと考えている方がいるようですが、ロッドのしなりを見ると流用できるか否かは分かるはずですし、無理しすぎるとルアー操作が難しくなったり感度が極端に落ちる方が問題だと思います。
ロッドの流用とルアーの重さ
ロッド表記のルアーウェイト等は、そのロッドでよく使われるであろうルアーの一般的な重さを書いてあるだけと思っているので、このロッドは少し硬めなのでしょうね。このロッドは1.5グラムから13グラムまでのリグに対応していると書かれていて、最近のアジングロッドやメバリングロッドも0.6グラムから10グラム超まで対応と幅広いリグ適合範囲が書いてあるものを見かけます。
そんな凄いロッドがあるはずはないでしょう。
私が作っているロッド、例えばチタンティップロッド試作弐号機reは、0.6グラム〜1.3グラム位が使いやすく、1.5グラムだとロッドが曲がりすぎてジグヘッドの操作がしにくく反響感度もかなり落ちてしまいます。
広い適合ルアーの重さを書いたロッドは、色々投げられて良さそうだと思う人を釣ろうとしているのでしょうけど、実際に使ってみれば1.5グラムが扱いやすいロッドで10グラムのルアー操作はできないし、10グラムのルアーが使いやすいロッドは1.5グラムのジグヘッドの繊細な重みの変化を感じられないのはルアーフィッシングを何年かした人なら分かるはず。
上のようなことを平然とホームページに書くメーカーも分からない初心者に売れれば良いと考えるのではなく、何も分からない初心者のことを考えて使いやすいルアーの重さを書くようにして誠実な対応をしてもらいたいものです。
たまに、本来はキャロ用のロッドでジグ単アジングをしてほとんど釣れない人等を見かけてしまうので、アジングの深さが分からず釣りが嫌になってしまうのではないかと心配になってしまう。
ロッドのラインの適応範囲
現在、秋エギングに使用しているラインはPE0.2号でヤマガブランクス77TZの表記スペックPE0.3号〜0.8号を下回っています。ロッドのライン表記も適正ルアーウェイトと同じで、その釣りでよく使われているラインの太さを書いているに過ぎないと考えています。
0.8号のPEラインの強度の重さのものをエギングロッドで持ち上げることはできないし、ラインが細すぎて使えないケースも考えにくい。
ガイド径が小さくてもエギングロッドの様に1号位のラインなら使えないとは思えません。
ロッドビルディングをするようになって、ロッドスペックなんか飾りだと分かってしまい今では自分がその釣りに使いやすければ専用ロッドに拘らなくなってしまいました。
個人が作ったロッドには長さと重さ以外のスペックなんてなく、使う人が使いやすいルアーウェイトが適合な訳ですし。
秋エギングを楽しむ
前置きが長くなりましたが、潮周りも中潮と良さそうなのでブルカレを持ってエギングに行ってきました。
家にある3号のエギをかき集めてみると、購入してから3年は経つ古いエギばかり…仕方なく久しぶりに釣具屋でエギ王を買ったのですがカナリ値上がりしているんですね!
アジングにハマりすぎてて気づきませんでした。
ファーストヒットからの
ほぼ無風で気持ち良くワンピッチジャークし続けるもアタリはなく、釣れそうな気がしない。約2時間経って今日購入したエギ王に初イカパンチ、アジング並みの電撃フッキングで何とか1杯目。
その後、エギ王3号を根掛かりで失いアタリがなくなって釣れなくなってしまった。
まさかのエギ番長が爆発か…
タックルボックスに残るのは釣れないルアーばかり、ルアーフィッシングの定説です。手持ちの3号のエギもまともなカラーがなくなり、3年以上まともに釣れた実績のないエギ番長3号が最後の砦。
数投すると、底からワンピッチショートジャークで上げてきてからの、
再度エギパンチを電撃フッキングで掛ける。
釣れてなかったので、ゆっくり締めてからフルキャスト。
50カウントくらいフリーフォールで沈ませて、残りをラインを張るためベールを起こしてテンションを掛けようとすると違和感、
やはりイカが引っ張っていた。
連チャンしたので、エギをフルキャスト後にイカを締めながらフリーフォール50カウント、同じ様にテンションを張ろうとすると、まさかの
あれだけ釣れなかったのが嘘のように釣れる。
エギ番長が凄いのか、たまたま時合が来て連続で釣れ続いたのか分からないけど、その後も釣れ続く。
さらばエギ番長
遠投した先で釣れていたので、海中の墨を避けるように少しずつ潮の流れと逆に横にずらして投げて着底後にジャークするとラインが張っていく。合わせるとイカが乗って巻き取ろうとすると、遠くから高速で接近する船のエンジン音が聞こえてくる。
漁船が近づいて来る!
リールのハンドルをフル回転させて巻き取ろうとするも、リールが小さくショートハンドルなためイカの重みに負けてしまい巻き取れず船底に引っ掛かりラインが切れてしまった。
漁師さん、イカさんすみません。
そして、さらばエギ番長…
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