チタンティップアジングロッド 三号機 カーボンスレッド

アジングロッドも3本目でロッドビルドの仕方が少し分かってきました。

今回は、カーボンパイプアーバー等を自分なりに考えてオリジナルのリールシートやグリップ周りを作成し、ガイドの固定もスレッド(糸)を使わないカーボンガイドラッピングを採用した試作三号機もやっと完成しました。

ロッドデザインは今風のバスロッドをイメージして作成しました。
当初はEVAグリップのみでしたが、バスロッドに見えなかったのでリールシート側をコルクに変更しています。

自作ロッド チタンティップ

自作アジングロッド

試作三号機は、変わった作りのところも多く作業加工工程から自分で考えるところも多く作成に時間がかかってしまいました。
これまでは自分の力だけではなく、先人のロッドビルダーの方々の知識(ブログ等)に頼っていたかがよく分かりました。

改めて先輩方ありがとうございます。  

今回の試作三号機をロッドビルドする際に、出来るか分からないチャレンジにあまり予算をかけられなかったので失敗したときを考え、試作用としてブランクとチタンティップの曲がりが大きいもの同士を組み合わせたため、今回の出来上がりに完全には納得はできていません。

その後の釣行で、新しく試したことも耐久性があることが確認できたので、これからもう少しこの方向性でロッドビルドを進めてみます。


ロッドビルドの加工


試作三号機は、

 1.リールシートは、sanoファクトリー販売(外径ジャスト15ミリ0.5ミリ厚)カーボンパイプを使用し、JA製新型カーボンパイプと繋いで、カーボンパイプ間にできた角にカーボンプレートアーバーを配置 それにより、スクリュー部分も最小限の長さ

スクリューの長さ 説明

2.グリップは、中抜きEVAに有名ドコロ以外の激安ワインディングチェックを削り合わせてアクセントを

3.チタンティップは、イシグロオリジナル2段テーパーを先端0.6ミリ3段テーパー

4.ガイドラッピングは、ブランク部分はカーボンロービング、チタンティップ部分はカーボンブレードホースを巻いてエポキシコーティングを

 ブランク部分
カーボンガイドスレッド カーボンロービング

チタン継目部分
カーボンガイドスレッド カーボンホース

5.リールシートのスクリューナット前側にカーボンプレートでカバーを(多様なリールへの対応とネジ伸び対策)
スクリューナットカバー

と少し変わったことをして遊んでみたので、今まで作ってきた2本のロッドより少しはオリジナリティが出たと思ってます。

自分が好きなように考えて作れるのが、ロッドビルドの楽しさ!

スケルトンリールシート


JA新カーボンパイプはDPSスケルトンにもデザインアクセントとしてベストマッチしそうですが、このパイプは分厚いので重いです。

しかし、外径18.3ミリ内径15ミリで外径はフードナットのネジ部と一致し、内径は一般的な15ミリカーボンパイプと合わせやすいのが最大のメリットです。
(sanofactoryのECOなカーボンパイプ外径15mm内径14mmやマタギの内径15ミリワインディングチェックは入りません。私はカーボンパイプのレジン?透明な部分を削って合わせています。)

カーボンの継ぎ方

スケルトンリールシートは、部品点数や加工する場所が多いので、このようなアイテムが増えればアイディア次第で色々なことが出来て楽しい。

ジャストエースカーボンパイプ

私は今回も作成したSKスケルトンがお気に入り、スケルトンもまだまだ他のリールシートとの組み合わせもありそうですが、もう少しSKスケルトンを発展させるように勉強してみたいと思っています。



ロッドビルドをはじめる方に


今回の試作三号機やその前に作ったのも、「このパーツは何使ってるんですか?、加工はどうしてるんですか?」等の疑問等があればコメントしてくだされば出来る限り(他の方の技術を除く)返答しますし、文で説明しにくいことは写真か図面を入れた記事を作成アップしたいと思います。

このブログは、 これからロッドビルドをはじめたい方が困らない迷わないため に作っていますので、誰でも気軽にコメントして下さい。

 私自身が初心者なので難しいことはわかりませんが、取り敢えずチタンティップアジングロッドを作るという部分まではバックアップ出来ればと思ってます。


試作三号機スペック 


長さ 5フィート8インチ
重さ 42グラム
ガイド数  8
(LFTT3_0.7,KTTG3×3,KTTG4,KTTG6,ATTG8,ATTG16)
ブランク  マグナムクラフトAJX5917
グリップ  SKスケルトンカスタム
スレッド  カーボンロービング、カーボンブレードホース使用

チタンティップロッド 重さ

3 件のコメント :

  1. はじめましてけん坊と申しますm(_ _)m

    ガイドラッピングの方法に興味ありますので可能な範囲で結構ですので教えて頂けますでしょうか?

    ブランク部分のカーボンロービングについては、何Kのロービングを使用されてますか?
    また、巻初めと巻き終わりはスレッドを使用する時のように処理されてますか?それともアロンアルファ系でしょうか?

    チタンティップ部分はカーボンブレードホースを巻かれていますが、コーティングの際にはシュリンクテープ等の使用もされておりますが?

    すいませんが宜しくお願い致します。

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    1. ちょーさん2018年2月23日 9:09

      けん坊さん、はじめましてm(_ _)m

      ブランク部分は6Kカーボンロービングで、巻き始めと終わりは言われるとおり瞬間接着剤で仮止めしています。
      コーティング後に削ってますが、白い跡は見えないようです。

      ティップのカーボンブレードホースは、百均のポリプロピレン製のテープと絶縁チューブを使っています。
      シュリンクテープならもっとキレイにできそうですね!!

      この2つも次に作るときは簡単に記事にしたいと思います(^^)
      ロービングは簡単ですが、ブレードホースはなかなか難しくまだまだ未完成ですが…

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    2. ちょーさんさん
      お返事有難うございます。
      参考にさせて頂き、機会があればチャレンジして見ますm(_ _)m

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