30グラムくらいのメタルジグなのでライトショアジギングになるのでしょうか。
ショアジギングはアジングやメバリングと違って、なかなか釣れないし、何度も通い続けないと青物は釣れないと思っていたのにアッサリとブリ(ヤズ?)が釣れてしまってビックリ。
釣りは場所と運も大事と実感しました。
エギングロッドでショアジギング(道具)
アジングばかりしているけど、アジングは風がある日は釣りにくいし釣れても面白くない。
風がある日でも楽しめる他の釣りを探していたところ、アジング仲間がショアジギングでサゴシやブリを釣っていると言っていたので、持っているタックルでライトショアジギングをしてみました。
流用タックル
ショアジギングの道具は一切持っていないので、タックルは全てエギング用そのままです。ロッド エギングロッド 長さ8.6ft完全に春のエギングタックル、本格的にショアジギングしている人から見たら笑われるような…
リール 12ヴァンキッシュC3000SDH
メインライン PE0.8号 MAX7kg
リーダー グランドマックス2.5号
メタルジグ ダイソー ジグロック
試しにライトショアジギングしただけなので、リーダーは細すぎるしメタルジグも信頼のダイソー製。
アジングやエギングと違って何が釣れるか分からないから、ランディングネットやタモも必要です。
堤防からのライトショアジギング
さすがに12月、遠い釣り場に向かう道中は気温0度のところもありましたが、ワークマンのイージスを着込んでいるとバイクでもそれほど寒くない。
まだ真っ暗な夜明け前に長い堤防に行くと、先端の方は結構な数の人が入っていて場所取りして待っている様子。
市街地の堤防とはいえ、ショアジギングも結構人気がある釣りなんですね。
私も間隔をとって場所取りし、空が少し明るくなりかかる頃から朝マズメのショアジギングを開始しました。
ショアジギングはキツイ
メタルジグをフリーフォールで底まで落としてジャークしたり、表層を巻いてみるも反応がない。しかし、普段は1グラムから2グラムのジグヘッドばかり投げているアジンガーには遥か彼方にメタルジグがぶっ飛んでいくだけでも新鮮で楽しく感じる。
最初はYouTubeの釣り動画みたいにジャカジャカとリールを巻きながらワンピッチジャークしていたけど、エギングロッドでは脇に挟めず体力がないおじさんにはキツくて続かない。
50グラムとかそれ以上のメタルジグを投げてジャークしている方は凄い!
青物がヒット
アタリがないし適当に手を抜いて底からゆっくりと(ハイギアリールでもないですし)ただ巻きしていると、突然、ガツンッ
合わせるとがっちりとフッキング、グイグイと頭を振っているので青物なのは間違いない。
左右に走りはしないけどひたすら重い、ドラグ調整をしながら寄せてくると手前に来てもたまに走り出したりして簡単には海面まで上がらない。
「やっぱり青物は引くなぁエギングロッドじゃ厳しいのか。」と思いながら腰にロッドエンドを当ててゴリ巻きあるのみ、気分はもう世界の松方。
やっと海面まで浮かせてタモ入れしてもらうと77センチのブリ。
予想より魚が大きく私が下手だから簡単に寄らなかっただけなんですね…釣れてラッキーでした。
もっと大きかったら寄せられてもタモ入れできるところまで寄せられなかったかも知れません。
他にアジとかも釣れて、ショアジギングを十分に楽しませてもらいました。
アジングと違って、ショアジギングは魚を掛けるところまでは運みたいなものでそれほどテクニックは必要なさそう(超ビギナーの私でも釣れたので)だけど、掛けてからが楽しい釣りで、たまにはするには良い刺激になりそうです。
エギングロッドで青物は釣れないのか
エギングロッドでショアジギングをするとロッドパワーが足りず左右に走られて他の人に迷惑をかけるし、ラインが細いと青物の口や根に擦れて切れるとネットを見て思っていました。
実際に釣ってみた感じだと、このくらいのサイズは針の掛かりどころさえ良ければ堤防なら寄せるのに問題はありません。
ロッドに合わない大物を釣るとロッドが折れるとかネット上に書いている人がいますが、リールのドラグ設定やロッドを立てる角度を調整すればメバリングロッドでエイを掛けても折れることはないですし。
アジングと違って繊細な感度は必要なく、ショアジギングロッドはアクションの付けやすさと投げやすさ浮かせやすさ優先と思いますので、エギングロッドだから釣れないということはなさそうです。
ただし、アジングやエギング等のライトゲームと違い、抜き上げはできないのでタモは必須です。
エギングロッドでのメタルジグのキャスト
ロッドの長さが短い分だけショアジギングロッドよりルアーの初速は少し落ちるだろうけど、ラインが細く抵抗が少ないためか周りより飛んでないようには見えません。30グラムくらいまでのメタルジグも、リール付近まで垂らしをとったペンデュラムキャストならフルキャストで投げることができました。
キャスト時のロッド負荷については、使っていたエギ4号まで適応の硬いエギングロッドでも竿先からの垂らしが少ないと後ろから前に振ったときにロッドの胴に重さが乗り切らず変な(気持ち悪い)しなり方をしていたので、普通のエギングロッドならかなり長めに垂らしを取らないとロッドの負担が大き過ぎそうです。
エギの重さは、大体
エギ2.5号 10グラムなので、エギングロッドに書かれている適合エギサイズから投げられるメタルジグの重さが推測されます。
エギ3号 15グラム
エギ3.5号 20グラム
エギ4号 25グラム
エギとメタルジグは空気抵抗が違うのでメタルジグの方が少し重たいものが投げられるはず。(シマノ等ショアジギングロッドのスペック参考)
しかし気をつけないと、エギングロッドとライトショアジギングロッドではガイドセッティングやロッドの硬い位置も違うし、キャストも人によって技術や力が違うので同じタックルでもロッドを折る人もいるかも知れません。
個人的主観では、エギングロッドのライトショアジギング流用は思っていたよりも普通に出来そうに感じました。
パックロッドショアジギングロッド
シマノからフリーゲームXTというパックロッドシリーズが新発売されたので、40グラム以上のメタルジグのライトショアジギング用に購入しました。
このフリーゲームXTシリーズは種類が多く、エギング用等もあるのでパックロッド好きは是非。
スピニングリールの流用
エギングタックルの流用でデメリットを感じたのはリールの方で特にラインキャパシティ。エギング用のリールだとスプールに150メートル以下しかラインを巻いてないので、使い込んで少し短くなっているPEライン(120メートル位)ではフォール時にラインが足りなくなってしまう。
スプールの糸量を増やすためPEラインを細くするのはライン強度的に難しいので、同じリールを使い続けるならライン量の多いスプールを買うしかなさそう。
ハンドル1回転あたりの巻取り量もノーマルギアのヴァンキッシュC3000では72センチメートルと少ないし、本格的にハマったらスプールを買うより低価格のハイギアで4000番くらいのリールを買い足す方が現実的か。

ダイソーのメタルジグ
庶民の味方ダイソーで販売されているジグベイトとジグロック。
ダイソーメタルジグの値段は当たり前に税込み108円。
ジグロックはヒラメやマゴチに良いと評価されているようなので、青物用のジグベイト28グラムが欲しかったけど売り切れだったので、今回は仕方なくジグロックを使っていました。
ジグロックはジグベイトに比べると平たく体高があるので、飛距離が出ずフォールスピードが遅そうに見えます。
今回、使っていたのはジグロックのブルピン28グラム。
(魚にルアーを付けたまま写真を撮るのを忘れていました。)
明るいときにゆっくりと巻くとヒラヒラと泳いでいる感じに見えなくもないし、今回もそれでブリが反応したので悪い動きではないのでしょう。
ダイソージグロックの欠点
評判通りやっぱり釣れるメタルジグ、ダイソージグロック。
安いから根掛かりを恐れず底を攻めれるのが最高のメリットで、見た目の作りも良くて私みたいな素人が見ればメーカー品のメタルジグと変わらないように見えます。
しかし、安いためか他のメタルジグもそうなのか使っていて気になったこともあります。
早巻きだと泳ぎが不安定
明るくなってから早巻きでジグロックを泳がせると、回転しかかったり安定していない泳ぎ方になっていました。高速でジャークをするとジグロックは泳いでなさそうなので、ただ巻きかスロージャークが向いたメタルジグな気がします。
ジグロックをゆっくり巻いていると、テールを振りながらいかにも小魚風に泳いでくれるので、キレイに泳ぐ限界の巻取り速度を予め見ておく必要がありそう。
メタルジグの耐久性
フックやリングが錆びるし曲がると言われていますが、まだ1回しか使ってないので錆びてないし針も曲がっていません。しかし、あまり堤防等にぶつけてなく1回しか使ってないのに結構塗装が剥げてしまいました。
コーティングか透明な熱収縮テープでジグ本体を保護するのも良いのでしょうけど、百均だから使い捨て感覚で使うべきなのかな?
また、ちょくちょく早起きしてライトショアジギングもやってみます。
ブリは80㎝以上からでは?
返信削除とは言え、ナイスハマチ!
ちなみに漁師基準と釣り人基準
なるものもあるみたいで、
鼻先から尾のつけ根ぐらいまでが
80㎝以上ないとブリと呼ばない人
もいるそうです。