良型アジをゆっくりと狙って釣るのが大好きですが、夏は豆アジをサッと釣って楽しむものと割り切っています。
夏は豆アジが至る所に入っているので、買い物ついでにちょっとアジングしてきました。
今回は、高感度ロッドの必要性ついてもちょっと考えてみます。
豆アジング
8月のアジング
午後7時を過ぎた夕まずめ、近くの波止場に立ち寄るも釣り人が居ない。堤防の先端で新しくロッドビルディングしたチタンティップトラウトロッド試作弐号機reに、レンジクロスフックSSで自作した0.8グラムジグヘッドを付けてアジングをはじめると一投目から、
かわいい豆アジが釣れました。
10匹ちょっと釣ってみて体長10センチメートルから15センチメートルの豆アジが毎投アタックしてきますが乗り切らないこともあるので、ワームをスパテラからチビキャロスワンプに変更したところ、アタリ回数は同じくらいなのに余計に乗りが悪くなってしまいました。
ジグヘッドを一番手持ちで小さいサイコロヘッドミニに、ワームを太くて短いアジリンガー(下の写真の仕様)に変えたところ、掛かりが良くなってきました。
アジアダーは結構太いので小さい豆アジが吸い込めるのかなと思いましたが、ワームのリブがあると豆アジでも確かに吸い込みやすくなるようです。
高感度アジングロッドならでは釣り方
マグナムクラフトのサクラマス8320で作成したチタンティップロッドは、グリップの構成が効いているのかエステルラインがたわんでいてもアタリというかジグヘッドの変化を手元に伝えてくれる。ガンダムで例えるとカットインが入ってピキーンみたいな感じで、ニュータイプになったと勘違いしてしまいます。
ピキーンに合わせると、ちゃんとジグヘッドの針が口に掛かっていないようでスレ掛かりも多くなる。
今回のロッドはトラウトブランク並みに柔らかいのに反響も良く、ジグヘッドか口に入ってなくアジの体でアタックしてるようなのも感じてしまうのでアタリとスカ合わせが倍増…慣れが必要です。
アタリの感じでジグヘッドをアジが咥えたのか触ったのか等は分かるのですが、反射的に合わせる癖はなかなか抜けません。
ショートエンドロッドの感触
今回作成したエンドグリップなしのチタンティップショートロッドは、過去にロッドビルドした試作四号機と同じように軽いジグヘッドでも非常に重みを感じやすいしシャローでも流れも感じることができました。マグナムクラフトサクラマス8320のように細く軽いブランクではエンドグリップでバランスを取らなくても持ち重りが少ないので、指揮棒のようにロッドを使っても疲れない。
試作二号機やブリーデンのチタンティップロッドを触って心配していた0.55ミリのチタンティップも、今回のはテーパーが良かったのか感度が良さそう!
やっぱり些細な事で差が大きく出るのかな、勉強になりました。
アジングロッドの感度は必要か
少し前に、某大手アジングロッドメーカーの代表が、
チタンティップは使ったことないけどアジングロッドの感度は今ので十分で、もっと潮の流れや変化が分かるようにしていきたいと考えている。と言われている動画を見ました。
(話が長いので要約しています)
ちょっとそうなのかなぁ?と考えさせられました。
初心者アジンガーの考え
初心者の私には、カーボンソリッドティップよりチタンティップの方が潮の重みのテンションを感じやすいし、アジングロッドは反響感度もあればあるほど良いと考えています。感度が良ければ初めて行く場所のアジの居場所や深さを発見しやすいし、風等でコンディションが悪いときでも良いロッドは初心者の腕を補ってアジのバイトを伝えてくれる。
逆にロッドの感度が十分過ぎてノイズが増えて釣りにくいなら、感度が落ちるけど初心者でも使いやすいナイロンラインや飛距離が出る細いPEラインとかをメインラインで使えるようにならないかなと考えています。
これ以上の感度が必要ないなら飛距離やテトラ等の釣り場の適応を重視してロッドを長くできて、5フィート台のショートロッドなんて要らないでしょう。
本当に感度が十分ならチタンティップを使うことで安いブランクや素材を使って高性能なロッドを低価格で販売することもできるはず。
なにか営業的な理由があるトークだったのかな?
良いロッドを作られるアジングメーカーなので、チタンティップを使って安くて高感度なロッドを販売してくれたらアジングの面白さがより多くの人に伝わってくれるのではないかと期待しています。
初心者の考えなので私が間違えているのだと思いますが…
まだまだ、私はもっと高感度なロッドや変わったロッドを作り続けていきたい!
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