少しずつ暖かくなってきましたので、時間ができたときにちょこちょこと作業を再開しています。
今回は、ガイドフットの削り込みと仮設置、チタンティップ付け根の処置をしてみました。
ガイドの取り付け準備
ブランクにガイドを取り付ける前に、いつもしている下準備をします。
ガイドフットの削り込み
アジングロッドの場合、ガイドサイズが小さく、ガイドフットに滑り止め加工がされているものもあるのでそのまま取り付けても良いと思いますが、先端部の少しでもの軽量化
ブランクの曲がりの阻害防止
のため、一応ガイドフットを削るようにしています。
今回はスレッドを巻かないので、少しだけですが…
ブランクと当たる面(ガイドフットの先)は鋭利になってブランクに刺さらないように丸めて下さい。
脱脂と仮固定
ブランクとガイドをZIPPOオイルで脱脂した後、多くの方が紹介してくださっているウキドメゴムでのガイドの仮固定をしました。私は手先が不器用なので、3種類の太さのウキドメゴムを使用しています。
ガイドフット先端が浮いて固定されるのも防げるし、スレッドを巻くときにロッドの細い部分は苦労するので、写真の様に2箇所できっちり留めていたほうが良いと思います。
チタンティップ接続部
チタンティップとブランクティップの継ぎ目は、接着後に段差ができていると思います。
接続部の補強のため、この継ぎ目にガイドをのせることになるので私は継ぎ目を平らになるまで紙ヤスリで削り込むようにしています。
削ることで内径を広げたブランクが限界まで薄くなり、強度が落ちるはずですがスレッド等で巻いたあとにコーティングするのでアジングロッドなら十分な強度はあるはず
と思い、ガイドに段差で角度がつくのが気持ち悪いのでチタンが透けて見える手前まで研磨しています。
今までに自作したロッドも全て継ぎ目を平らに削っていて、チタンティップ付け根が壊れたことはありません。
最初はチタンティップ接続部にスレッドやカーボンロービングを巻いて強化してから、その上にガイドをのせていましたが、試作四号機は下巻き無しでも良さそうなので今回も先端の軽量化のためそのままガイドを付ける予定
次は、天気の良い日にガイドラッピングとコーティングを!
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