リブレwing72 ダブルハンドルの比較インプレやメリット

エギングのリールはダブルハンドルを使うのが一般的ですが、アジングやメバリングでダブルハンドルはまだまだ少数派だと思います。

しかし、18ステラは1000番代から標準でダブルハンドルが装着されているのもあるので、これからはアジングにダブルハンドルも増えていくのかな?
ダブルハンドル リール
私はエギングもアジングもダブルハンドルにしています。
今回はアジングにおけるダブルハンドルの優位性について考えてみたいと思います。



ダブルハンドルのメリット、デメリット


何故、ダブルハンドルを付けるのか?
世の中には何でも否定から入る方も多いようですが、私は何でも肯定してみて試してから判断するようにしています。

その方がより深く物事を知ることが出来ると考えているからで、今回もまずはメリットから書いていきます。

ダブルハンドルの良いところ

ゆっくり巻きやすい
回転のブレが出にくいので、ハイギアリールでもスローに巻ける。
ハンドルが勝手に回らない
エギング等でリールから手を離してアタリを待つときに全くハンドルが回らない。
持ち間違えがない
ハンドルを持つときに探さなくてもすぐに持つことができる。
置きやすい
ロッドを仕方なく地面に置くときに、ハンドルを下にしておくと傷が付かない。
デザインが良い
個人的にはダブルハンドルの方がロッドに付けたときのデザインが良く見える。
私はデザインだけでもダブルハンドルです。

ダブルハンドルの欠点

価格が高い
リールを購入した後に、更に2万円近い出費となり、経済的負担が大きい。
重量が増える
同等のシングルハンドルと比べると10グラム程度は重たくなる。

ハンドルを回すときに邪魔
たまにダブルハンドルは使わないほうが手に当たって回しにくいと言う方いるようですが、エギング位までのライトゲームではありえません。
当たる方は持ち方が特殊なのだと思います。

値段さえ考えなければ、ライトゲームにおけるダブルハンドルのデメリットは重さだけ。


ダブルハンドルは良いもの?


ダブルハンドル導入にネガティブな方は値段と重さについて言われることが多いようですが、今は20グラム程度やそれ以下の超軽量ダブルハンドルも増えてきていますので、予算に余裕があればダブルハンドルを使ってみるのも楽しいと思います。

私はかなり重たいリブレのダブルハンドルを使っていますが、重たくて使いにくいと思ったことはなく、巻きの滑らかさ(カックンカックンしない)がかなり有効に感じます。

どの位置から巻き始めてもダブルハンドルならかかる力は同じになるので、潮の重みとかも感じやすいのではないかと


リブレwing72の重さ


ノーマルのwing72と限定品のブラックダガー(Black dagger)を比べてみます。
ブラックダガーは特別に軽いようなことを書いてあったので差があるのかな?

今回測定したハンドルは、全てフルベアリング化していますので、ノーマル品とは異なります。

リブレwing72シマノs2

リブレwing72
リブレwing72シマノ用の重さは38.2グラム
予想通り、かなり重たい!

ブラックダガーwing72ダイワ

リブレ Black dagger 重量

Black daggerダイワ用の重さは34.9グラム

ダイワ用だから軽いのか?軽量化されているのか?分かりませんが、ノーマル品より3.3グラム軽い。
結構違うものですね!


比較用シングルハンドル等

リブレだけでは重さが分かりにくいと思いますので、各リールの純正ハンドルの重さ等も測定します。

17セオリー1003

セオリーハンドル 重量
セオリー1003のハンドルの重さは15.3グラム
純正品のハンドルでは飛び抜けて軽いです。


13セルテート1003ザイオンノブ

セルテートハンドル 重量
13セルテート1003のハンドルにダイワザイオンノブを付けたものの重さは23グラム


12ヴァンキッシュC3000SDH

ヴァンキッシュ ダブルハンドル 重量
参考までに、純正品の90ミリダブルハンドルの重さを測定しました。

12ヴァンキッシュC3000SDHのダブルハンドルの重さは36.7グラム
長さは違えどリブレのダブルハンドルと重さはそんなに変わりません。


リブレハンドルのカスタム


リブレのハンドルはダイワやシマノの純正ハンドルに規格が近く、リブレハンドル同士ならプレートも組み替えることができます。

ノブ交換とベアリング交換

ハンドルノブやベアリングの交換をする際は、ハンドルノブを1円玉等で外した後にドライバーで中のネジを回せば簡単です。
ハンドルノブ1個につきベアリングは740ZZが2個必要です。

リブレハンドルの分解

リブレのハンドルプレートはダイワ用とシマノ用共通なので、複数ハンドルを持っていればプレートの色や長さをチェンジできます。
リブレトルクスレンチ
リブレ純正のトルクスレンチも販売されていますが、ホームセンター等で売っているT30トルクスレンチがあればセンターナットを緩められる。

リブレ限定のブラックダガーを合わせたのが下の写真で、このようにリールカラーに合わせて楽しむことができます。
リブレ カスタム
リブレでは、ダイワ用とシマノ用のハンドル軸だけも販売しているので、1本しかハンドルがなくてもシマノダイワを入れ替えて使いまわすことが可能です。

終わりに


純正シングルハンドル等と測定し比較するとリブレダブルハンドルは重たいですが、軽さを求める人は、サーティーフォーのZEROGRAダブルハンドルⅢとかは15グラム程度ですし、デメリットはほとんど無い。

ハンドルの長さも巻き感度やリールの巻き心地に大きな影響があるので、気に入ったハンドルを選ぶとリールの良さが更に活かされ楽しめると思います

ここ数年、ダイワもシマノもハンドルの規格は変更されてなくリールは買い替えてもハンドルはこれからも使いまわせる可能性が高いので、後悔しないハンドル選びを!!

ゴメクサスのハンドルノブも買ってみました。
ゴメクサス ラウンドパワー ハンドルノブの交換方法とインプレ
https://ajinglife.blogspot.com/2019/09/gomexus-handleknob.html
アジング一年生re
リブレのダブルハンドルにそっくりなのも販売されたので、コストパフォーマンスを求める方には良さそうです。

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