シマノや社外メーカーのハンドルは値段が高いので、ゴメクサスのハンドルノブを購入して交換してみました。
ゴメクサスパワーハンドル
ゴメクサス、GOMEXUSというと大手メーカーではないので釣具店でしか買い物をしない方には知らないメーカーだと思いますが、Amazonで販売されている格安ハンドル等の部品メーカーで、ハンドルノブ1個を1,000円位から販売しています。
他のネットサイトやフリマは転売されているからなのか値段が高いので、Amazonで買うのがオススメです。
Amazonでハンドルの評価を見るとGOMEXUSハンドルの評価の高さが驚くでしょう。
見た感じ、あの評価はヤラセではないですね。
リブレのパクリのようなダブルハンドルも安く販売していて、デザインも非常に良いのが特徴的です。
今回購入したのは、ゴメクサスパワーリールハンドル30ミリのシルバーグレーで1,390円でした。
パッケージも簡素ながらシャレています。
ライトショアジギングのハンドルノブのサイズ
ライトショアジギングに使われるリールのラウンドハンドルノブ外径を調べてみると、35ミリくらいが多いようです。ショアジギングだと外径40ミリくらいでしょうか。
今回、購入した外径30ミリラウンドハンドルノブは小さめな方だと思いますが、ガッチリと手で握り込むには小さいものの、親指人差し指薬指の3本と付け根で持つには丁度良い大きさに感じました。
手の大きさ等に個人差があるので好きな大きさも変わってくるのでしょうね。
違うデザインのゴメクサスハンドルノブならアルミで外径38ミリ、EVAで外径41ミリもAmazonで売っています。
ハンドルノブの同封品
かなり安いハンドルノブですが、説明書の他、ベアリング2個とシムやスペーサーも同封されています。このスペーサーを使うことで、ダイワのリールにも対応しているようなので説明書のとおり、ネジで取り外せるタイプのハンドルノブは大型リールを除いてほぼ網羅しています。
シム(調整ワッシャー)は4種類くらいの厚み違いがありましたが1枚はブッシングと説明書に書かれていシムとして使うには少し分厚すぎます。
今回、ストラディックのハンドルノブを交換するときに見る説明書は、シマノAタイプなので、下の写真になります。
日本市場を意識しているのか、分かりやすく親切な説明書です。
日本製品の釣り道具は、意外とこういう基本的なことができていない物が多い気がします。
ハンドルノブの重量と純正ハンドルとの比較
ゴメクサスハンドルノブの重さを、ベアリングやシムなしで測定してみました。このハンドルノブの重さは約21グラムで、ストラディックT字ハンドル8グラムより13グラム重たい。
しかし、アルミラウンドハンドルノブは、シマノアルミラウンドハンドルノブSサイズ外径33.5ミリでも重さ19グラムなので少し重たい位で、19ストラディック4000XGは、19ストラディックC5000XGとほぼハンドルノブしか大きく重さの違う部品はないと思いますが、メーカースペックで15グラム重たいのもハンドルノブの違いだと思います。
ストラディックの場合、純正ハンドルノブとほぼ同重量になりそう。
シマノストラディックのハンドルノブの交換方法
リールのハンドルノブは、マイナスドライバー1本あれば交換することができます。
慣れてしまえば調整込みで10分もかからない簡単な作業ですし、ベアリングの交換やオイルメンテナンスする上でも知っていて損はない。
シマノT型ハンドルノブの外し方
シマノに限らずハンドルノブの交換は、最初にハンドルをボディから取ってからハンドルノブキャップを外します。ハンドルノブキャップは、丸型なら穴が空いていたり、T型なら継ぎ目に隙間があるので、丁寧にするなら針金やピンセットで引っ掛けて取ります。
ストラディックT型ハンドルノブの場合は、ハンドル側(写真裏側)に穴があるので細い棒で突いても取れました。
ハンドルノブキャップは写真のような部品で、ハンドルノブのゴムの力で付いているだけなので軽い力で取ることができます。
ハンドルノブキャップを外すとプラスネジが見えます。
このプラスネジはネジ止め剤が付いているので、ネジ頭を舐めないようにドライバーをネジに押し付けながら回します。
個人的には、プラスドライバーよりもマイナスドライバーの方が舐めにくくオススメ。
特にダイワのネジ止め剤は非常に強いものがあるので注意が必要です。
取り外した部品を順番通り並べると、付け根から、
ブッシュ、ハンドルノブ、シム、ベアリング、ネジ
になります。
エントリー用リールだと両方ともブッシュが入っているのでベアリングに交換すると回転が良くなります。
ゴメクサスは、ネジで取り外さないカシメタイプの交換用ハンドルノブも販売しています。
ゴメクサスハンドルノブの分解
購入したアルミパワーハンドルノブは説明書のものと形が違うので、どこが取れるのかなとバラしてみると、色が違う部分を写真の方向から見て反時計回りに回すと取れました。
ゴムパッキンはなく、強く締めにくく緩めにくいので、暇なときに緩み止めパッキンを入れるなり加工してみようかと思っています。
ハンドルノブの取付け
取り外しができるなら、ハンドルノブの取り付けの方が簡単です。ブッシュをベアリングに置き換えて、ハンドルシャフトの根本にシムを入れて調整しながら組付けます。
ハンドルノブはガタつきがないようにした方が良いのですが、シムが厚すぎるとハンドルノブの回転が悪くなるので、カッチリから少し減らして調整すると良い具合になりやすいと思います。
今回は、極薄シムを使わなくてもゴメクサス付属のシムで良い感じになりました。
アジングやエギングではなく、ライトショアジギング用のリールだから適当なのもありますが。
ゴメクサスのインプレ
初めてゴメクサスハンドルノブを購入してみましたが、見た目や構造に大きな不満はありません。
敢えてゴメクサスのデメリットをいうと、
・ハンドルノブのセンターが極僅かにズレているように感じる
・ハンドルノブ内径が少しキツメでベアリングが入りにくい
ということですが、ベアリングはオイルを少し付けると滑らかに入りました。
ハンドルノブセンターのブレも、ノブだけを回すと微妙に感じる程度で使用時には気にならず、大手メーカー製のハンドルに劣るといったものではありません。
私はデザインと色でこのゴメクサスハンドルノブを選び後悔はありません。
値段が安いと傷が入っても気にならないので、ハンドルを堤防側にしてロッドを置くのも躊躇せずにすみます。
ゴメクサスのハンドルは他にも種類が多く、Amazonを覗いてみると安いお気に入りのハンドルが見つかるかも知れません。
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