簡単にアジが釣れる ガルプとアシストフックはベストマッチ

匂い付きワームのガルプがモデルチェンジし、旧ガルプと比較すると柔らかくなり、従来の弱点が改善されているようです。

アジングではガルプの硬さと切れやすさは最大の弱点と感じていましたが、ちょっとした工夫で旧ガルプもかなり釣れるワームになります。
ガルプベビーサーディン
アジングの初心者やアタリがあっても釣れない方には特にアシストフックはおすすめです。



ガルプの弱点


下のような弱点がガルプにはあるので、ジグヘッドにワームだけを付ける普通のジグ単アジングで私は使っていません。

ワームに柔らかさがない

作りが悪くワーム本体の硬さがまばらで硬いものはアジの吸い込みに対して曲がりにくい。

外道の反応が良過ぎる

匂いにアジ以外の魚のほうが反応しやすい。
特にフグに狙われやすい。

ズレやすい

ワームが弱く針との摩擦が少ないのか、ズレやすいため投げる前の確認が必要となり手返しが悪い。

ガルプ汁に関する問題

かなり臭いがキツイ汁が漏れると悲惨なことになる。
ジグヘッドに挿すときに手が汚れる。


豆アジを釣る難しさ


夏になると大型のアジも沖に行ってしまい、堤防から釣れるアジは10センチから20センチほどの豆アジ小アジが主体になります。
豆アジ 最小
私が住む地方は6月でも10センチ位のアジが湾内に入っています。
豆アジは大きなアジに比べて気持ち良いアタリは出やすいものの、普通のサイズのジグヘッドではアジの口に入らず弾いてしまうことも多い。

かなり小さい針が使われているサイコロヘッドミニを使っていますが、吸い込みが悪いときは柔らかいチタンティップでも全てのアタリを掛けるのは困難です。


ガルプとアシストフックで初心者でも釣れる


ジグ単のアジングとしては邪道と言われる方もいると思いますが、ガルプはアシストフックを付けてただ巻きするとメバリングに近い感じで釣りやすい。

ワームが硬くてアジの口に入りにくいのも、アシストフックがあれば少し咥えただけでフッキングする可能性も上がるはずです。

実釣した結果

アタリが非常に少ないときにはアシストフックを使い手返しが悪くなっても、ガルプの集魚効果が通常のジグ単アジングを上回る結果を出せるときもあります。

初心者の方と一緒にアジングに行くとき、私は必ず同行者用にアシストフックと小型のジグヘッドを持っていきます。
先日も、一緒に行った方はアジが釣れなかったのでセットで渡したのですが、アタリが少なく私も散発的にしか釣れない状況。
しかし、同行者がガルプベビーサーディンを短く切ってジグヘッドに付けてアシストフックも併用したところ、
3投3ヒット、全て掛りはアシストフック
で釣ることができました。

ジグ単にガルプのワームだけを付けるとワームが硬くてアタリを弾くのが多くなるのでガルプに否定的だったのですが、ガルプのネガティブな面を消すアシストフックとの併用は有効な手段です。
ガルプやアシストフック自体を嫌う人も多いようですが、誰でも簡単にアジが釣れてアジングを楽しめるならば私は良い方法だと思います。

アシストフックの付け方

市販されているアジング用のアシストフックは、針から伸びたラインの先が輪っかになっていて、ワームに付けたジグヘッドの針の部分に通して引っ張るだけです。
アシストフックをつける方法
しかし、アシストフック付属のラインはクセが付いて曲がってしまっていることが多いので普通に付けるとアシストフックがワームの後部にならないことが多い。
私は餌釣りの仕掛け同様、指でしごいてまっすぐに伸ばして使用しています。

アシストフックのメリットとデメリット

ロッドの感度が悪かったり、ナイロンラインやPEラインでアタリが取りにくい方にはアシストフックがオススメです。
特に巻きのアジングとは相性が良いでしょう。

アタリが無いと思っていても、実際にはワームを魚が突いていることは多く、アシストフックを付けているだけで勝手に釣れてくれるときも多くなります。
夏場はキス等のジグ単では掛けにくい魚が釣れたりして初心者ほどより楽しめると思います。

デメリットは、
釣ったあとに針を外すのが面倒になること
ワームにアシストフックが刺さっていないか確認をしないといけないこと
底ばかり攻めるときは多少根掛かりしやすくなること

くらいで、数が釣れない人ほどメリットが多い。

アシストフックと言うと邪道だと思うかも知れませんが、せっかく釣りをするなら楽しく釣れるアジングも良いですよ!

ガルプじゃない、おすすめの普通のジグ単用ワームについても書いてみました。

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