豆アジ釣りのジグヘッド選びと小さいワームを更に切ってみた

もうすぐ夏、豆アジの季節です。
一年中アジが釣れる地域に住んでいるので、もちろん夏アジも楽しみたい。

深さがある釣り場はまだまだ中型のアジが釣れていますが、良い釣り場はイカが寄ってくるので混み合うことが多くて嫌になります。
私は、「こんなところ釣れるの?」と思うような、人が少ないところでゆっくりとアジングするが大好きな方で…

アジングは、他のソルトルアーフィッシングよりも場所を選ばないのが良いですね。



ホームで豆アジング


久しぶりのホーム、干潮だと堤防下の底が海面から出てしまうくらい浅い釣り場ですが、バイクで家から10分の近場で真冬以外は鯵が釣れるのでお気に入りの場所です。

着くと餌釣りの二人連れが帰るところで挨拶をするもののアジはいないとのこと。
堤防を見ると土曜日の夜なのに、確かに誰もいない。
この時期の水深が浅い釣り場は、夕まずめに豆アジが表層に浮いていることが多いので釣れないのはおかしいなと思いながらフロードライブヘッドに2インチワームをつけて投げてみました。
超豆アジがワームに食いついてきますが針にかかりません。

確かにこれは普通には釣れないサイズなんだろうけど工夫して釣ってみました。


豆アジを釣る方法を考えてみる


10センチメートルもないアジは、ジグヘッドに口が当たるためか手元のアタリは大きいけどなかなか針掛りしないので釣るのが難しい。

アシストフックも有効ですが手返しが悪いので、いろいろ工夫してジグヘッド単体で釣ってみます。

豆アジ用極小ジグヘッド

アジングのジグヘッドを発売しているメーカーは多いのに、豆アジに対応できるような小さいジグヘッドは種類が少ない。
有名な2種類のジグヘッドを試して欠点が多いので、次は新発売のレンジクロスフックSSサイズでジグヘッド自作にチャレンジしてみたい。

ティクトアジスタSS

豆アジに対してサイズは小さく良いものの、他のサイズのアジスタと違いオープンゲイプではありません。
新品のときの使用感に不満はありせんが、アジスタは金針が茶色に錆びやすいのがどうしても受け入れ難い。

クリアブルーサイコロヘッドミニ

サーティーフォーのジグヘッドの針を小さくしたような感じで、シンカー部分は潮受けが良いサイコロ形状。
サイコロヘッドも黒っぽく錆びるけど、アジスタよりはサビの進行が遅いように感じます。
一番の難点は店舗で売っているのをほとんど見ないことかな。
私が今まで使ったジグヘッドで、一番豆アジが釣りやすいのはこのサイコロヘッドミニで、豆アジには絶対の信頼を置いていて、豆アジ対策に1つだけ選ぶならこのジグヘッドを選びます。


豆アジジグヘッドを比較

1グラムのジグヘッドは、フックに1グラムのシンカーを付けたもの…当たり前の考えのようですが、どうも違うようです。
今回、豆アジ用のジグヘッドを比較考察するのに測定していて、実はメーカーによってジグヘッドの重さの考え方が違うことに気付きました。

測定したのは使用中の小さめの0.6グラムのジグヘッド
ジグヘッドの比較
(定位置からの撮影ではありません)

中古品なのでサビ等もあり断定はできないものの、ティクトアジスタSS以外は総重量0.6グラムのようです。
参考までにレンジクロスフックSサイズを実測した重さは1本あたり0.04グラム(10本で0.4グラム)なので、ティクトアジスタSSだけは計算上シンカーが0.6グラムとなのでしょう。

更に、注目してほしいのは長さ!
デジタルノギスでジグヘッドの全長を測定したので誤差はあると思いますが、明らかな差が出ました。
アジスタSS0.6グラムの全長は16.1ミリ
サイコロヘッドミニ0.6グラムの全長は14.5ミリ
フロードライブヘッド0.6グラムの全長は18.3ミリ
これだけ長さに差が出ると豆アジの釣果は変わってくるでしょう。
サイコロヘッドミニ インプレ
サイコロヘッドミニ半端ないって!

ワームを短く切ってみる

豆アジ用の短く小さいワームも販売されてますが、私は2インチから3インチのワームを指で千切って使っています。
私は豆アジだけワームを切るのではなく、普段から3インチ位のワームばかり釣り場に持っていき、必要に応じて長さを変えてアジングをしています。
ワームの材質により、切って使いやすい物と使いにくい物があるので例としてご紹介を!

チビキャロスワンプ

釣具屋で最もポピュラーで釣り人が好きなアジングワームと思うレインチビキャロスワンプは、豆アジも大好きなようです。
15センチメートルくらいの豆アジやマヅメ時の豆アジには良いのですが、条件が悪くなるとこの2インチのワームでもアタリを弾いてしまいます。
チビキャロスワンプ
上がワーム先端を爪で押し切ったチビキャロスワンプですが、レインのワーム素材は変形して円形に戻しにくい。

イッセイ海太郎スパテラ

村上晴彦さんがプロデュースしているイッセイ海太郎のスパテラ2インチも爪で押し切ってみました。
海太郎スパテラ
リブの間で切れば断面が丸いままでジグヘッドを付けやすいので、切断して使うならこのスパテラはオススメです。
もちろん、普通の大きさのアジは切らなくても良く釣れるワームです。
元々、ブラックバスフィッシング用のワームの小型版ですので、サイズが豊富にラインナップされているのも嬉しい。
村上さんの人柄も好きなので、スパテラは常に一軍ワーム
テール部分は魚をイメージして縦が基本のようですが、横でも斜めでもお好きなように。

ワームを瞬間接着剤でジグヘッドに接着

豆アジはワームのテール部分に喰い付くことが多く、針掛りしないためワームがズレやすい。
最近のアジング用のジグヘッドは、針にワームキーパーが付いている物が少ないのも原因の一つだと思います。

ワームをセットしたあと、ワーム先端とジグヘッドのシンカー部分を瞬間接着剤で接着することで、ズレを防ぎ回収することなく次のアタリで掛けられる可能性が上がります。

0 件のコメント :

コメントを投稿

ちょーさんにコメントをよろしく!