しかし、STEEZスピニング、月下美人EXや18イグジストFCはマグシールドが付いていないようです。
つまり、ダイワもアジング、バスフィッシングやエリアトラウトの様な釣りにマグシールドの性能は不必要と判断したようなので、早速、アジングリールとして使ってるセオリー1003をマグシールドレスにしてみました。
私のセオリー1003に異音等は無いのですが、他の所持リール(ヴァンキッシュ、セルテート等)に比べて回転が重たいように感じたのでグリスも減らしてみます。
ダイワリールの分解とオーバーホール
実は、ダイワのリールを今まで完全に分解したことはありません。
だって、マグシールドが付いててメーカーが分解してはいけないと言っているから…
今回は、完全にバラしてグリスやオイルの入れ替えもします。
リールの分解に必要な工具
精密プラスドライバーで、他にパーツクリーナー、グリスやオイルがあればなんとかなるはず!
12ミリスパナかメガネレンチ
T8トルクスレンチ
リール購入時に付属している展開図を見ながらやれば誰にでもできる簡単にできると思います。
このリングの取り外しのためにピンセットが必須だと思います。
飛ばさないように注意を!
マグシールドプレートとマグオイルの除去
折角のマグシールドですが、磁石もオイルも外してキレイにしました。上の写真のマグシールドプレート一式を取り付けず組付けたので、多少は軽量化されている。
組み直すときに構造をよく見てマグシールドレスなら要らないパーツになると思いましたが、不安な方は再度組んでも良いかも知れません。
見た感じセオリーのマグシールドユニットは横に継ぎ目があるので、クラッチをマグシールドだけで守れる気がしないのは気のせいでしょうか?
グリスの交換
以前も確認していたのですが、セオリーのボディ内は硬いグリスまみれになっています。手持ちはシマノ純正グリスとオイルしかないので、取り敢えず交換
あのステラにも使われているというグリスなので悪いものではないんでしょう…
ダイワのセオリーは、ローターを取り外さなくてもカバーが外れボディ内のグリスアップができるのでグリスが気に入らなければ変更も簡単です。
18カルディアも同じボディに見えるので応用もできるのではないかと思います。
新発売されてから18カルディアを色んな店舗で触ってきて、セオリーより若干ギヤの歯当りを感じてしまうのが多いように感じるので、セオリーよりもフルオーバーホールの効果が出そう。
マグシールド外しの効果
グリスも入れ換えたので、マグシールドレスだけの効果ではないですが、
ハンドルを高速回転させた後、止まる直前まで粘って回る
ようになりました。
ゆっくりと回した感じもスカスカで軽くて、無茶苦茶アジング向きです。
グリスを軟らかくしたため少し前のダイワリールのように若干ギヤノイズを拾う感じがするのがデメリット、手に伝わるほどではなくカクつきや振動はない。
シマノのスピニングリールと比較して
ヴァンキッシュの回転性能に少し近づいた感じですが、シマノのリールのように勝手に回ろうとする力が働かないので、やはりダイワとシマノのリールは好みで分かれるんだろうなと改めて思いました。個人的には、セオリーは基本性能が高くオーバーホールと調整で化ける素晴らしいリールと思っています。
リールオーバーホールの上手い人ならまだまだ性能が上がるのかな?
もっと練習してリールのオーバーホールも勉強しないと。
スピニングリールカスタム記事
私はどのリールでもほぼ同じようなメンテナンスしかしていません。
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