マグナムクラフトブランクとチタンティップの簡単な接合

チタンティップとブランクの接続が出来るか?
これからチタンティップアジングロッドを作り始めようと考える方が、一番不安に思うことではないかと思います。

私もチタンの加工やブランク先端の穴の拡大が出来るか不安だったので、最初はチタンティップ接続済ブランクを購入しました。
しかし、色々なブランクを購入してみるとブランクさえ適切に選べばチタンティップの接合は難しくありません。

今回は、誰でもできるチタンティップとブランクの接合について考えてみます。



マグナムクラフトブランク


チタンティップアジングロッドを自作しようと考えている方は、マグナムクラフトのブランクを購入する方が多いように思えます。

AJX5917 AJX5919

マグナムクラフトでアジングロッド向けのブランクは、AJX5917 AJX5919等があります。

この2つのブランクの先端直径は、1.6ミリで比較的どのチタンティップも接合しやすいし、感度も良好です。

RS8626 SM8320 等

シーバスやトラウト等用のマグナムクラフトツーピースブランクですが、RS8626 RS8628 SM8320等はアジングロッドにも使いやすく評価も高いです。
上に書いたブランクは、先端径が1.4ミリなので、チタンティップを研磨せず接続するならサバロオリジナルチタンティップ一択


チタンティップとの接合部


マグナムクラフトでアジングロッドビルドによく使われるブランクの先端部を接写してみました。
マグナムクラフトブランク
数字で見ると内径外径差は少ないですが、比べると結構太さが違いますね!

サバロオリジナルチタンティップ

サバロオリジナルチタンティップは、接続部がかなり細く削り込まれているので、AJXシリーズは下の写真のように無加工でテーパー直前まで入ります。
AJX5917
AJX5919
ダイヤモンドヤスリでブランク先端入り口の内径を少し削ればサバロオリジナルチタンティップはAJXブランクに入ります。

RS8626と接合する際は、ダイソー0.8ミリドリルビットで内径拡大した後、ダイソーダイヤモンドヤスリでブランクを削って入れましたが、かなりブランクが薄くなるので初心者の私には怖かった。

イシグロ2段テーパーチタンティップ

イシグロ2段テーパーチタンティップは太さがあるので、AJX5917等の先端が太めのブランクでもかなりブランク内径を広げないとチタンティップが入りません。

オリジナルテーパーチタンティップの比較
http://ajinglife.blogspot.com/2018/02/blog-post_21.html
アジング一年生re
上のリンクのとおり接続部に均一なテーパーがかかっているので、よくロッドビルドに使われているダイヤモンドビットセットが良いようです。
ダイヤモンドビット
値段も安く、これさえあればイシグロ2段テーパーチタンティップも簡単に接続できます。

チタンティップを削らない方法

AJX5917AJX5919は、吉見製作所が販売している根本直径1.2ミリまでの接続部無加工チタンティップでも接続することができます。
私の知人は、この2つのブランクの先端をダイソー1.2ミリドリルビットで内径拡大し接続していて、今のところノートラブル

結構適当にチタンティップを接合してアジングロッドを数本作ってきましたが、使用していて壊れたことがないので今は強度の心配はしていません。

ロッドビルドとは オリジナルロッドを簡単に作る方法
https://ajinglife.blogspot.com/2018/06/blog-post.html
アジング一年生re
ロッドビルディング方法は上のリンクにまとめています。

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