ちゃちな部屋の中でダクトもない作業デスクと蛍光灯の下では、数十枚のダイソーの紙ヤスリやノコギリ、ダイソーのり除去済みの筆達とダイソー先端工具を中心としたルーター
粘度と特性の異なる4種類の接着剤と2種類のエポキシコーティング液
粉が出る作業はマスクをして屋外に、近所の人からは変な目で見られるが、好きでこの世界に入ったので今はとても幸せです。
某有名リールカスタム屋さんのブログをパクってm(_ _)mみましたが、リールメンテナンスと違ってロッドビルディングはカッコよくないかも
今回はロッドビルディングの製作精度について考えてみます。
かなりコアな話なので、ロッドに興味がない方は読み飛ばしてくださいm(_ _)m
リールシートとグリップ周り
初号機のロッドリビルドをしているのですが、なかなか思うように進みません。
まず接着済みの今のリールシート周りは、
なのですが、一見悪くないように見えますか?
実は失敗作…何がと言うと、下の写真をよく見ると
赤で囲ったところに隙間があり、青で囲ったワインディングチェックの下が右に傾いているのが分かると思います。
隙間や傾きは約0.3ミリ程度だと思うのですが、目立ちますよね〜歪んでいるように見えます。
私がロッドのグリップ周りを作成するとき、
切断した断面が垂直になっているか?
パイプやブランクが平行になっているか?
接着後に隙間や傾きがないか?
は特に気をつけているのですが、接着前の仮合わせでは上手く出来ていても接着すると隙間ができることが多い。
特にこの手のリールシート、SKスケルトンはカッチリ作りすぎるとリールフットを切断した部分が、中心から上下端の長さが異なるので偏心させないとキレイに作るのが難しい。
(上側のほうが短くなりやすい)
SKスケルトンのグリップ
SKスケルトンの後ろ側リールフットを垂直に切断して作成する場合、私はEVAグリップの前側の内径を少し広げて、前後のワインディングチェック等の接着面を傾けています。
写真の方向の傾きをつけた削りと内径拡大で対策していますが、EVAの断面は200番から400番くらいの紙やすりで丁寧に力を入れすぎず削る。
粗い削り方だとEVAの角が丸くなるし、EVA自体が歪んで平らに削れません。
押し付けず気長に。
斜めに削るときは、後で接着し間違えないようにマスキングテープで上か下に目印を付けるのがオススメ。
リールシート作成で許容する精度
今までスケルトンリールシート作ってきて製作する際のワインディングチェックやグリップの寸法精度は、
0.2ミリのズレがギリギリの許容範囲
じゃないかと思うようになってきました。
0.1ミリなら目立ちませんが、0.2ミリはなんとなく分かるズレ、0.3ミリは違和感を感じるズレに繋がると感じます。
市販されているメーカーロッドも意外とズレ等があったりしますが、折角自分の手でロッドを生み出すのならばできる限り丁寧に作っていきたい!
今回はヒートガンで軽く温めて解体し作り直しました。
リールシート内のアーバーの作成精度は0.1ミリ程度かそれ以下じゃないとブランクとリールシートがガタつかないように作れません。
ブランク100センチメートルあたり外径5ミリも太さが変わらないので当然ですが、ノギスで測定しても役に立たず何度も削り合わせをして作るのが良いようです。
適当に作っても使う分には大丈夫と思いますが…
お久しぶりです(・ω・)ゞ
返信削除近頃、年末年始でブログどころではなく、大忙しで…
この前作った離島spはちょ〜さんを参考にエンドグリップのEVAを取り外し式にいたしましたら、あら不思議…
やったです(笑)
分かっていただけると思います( ̄ー ̄)ニヤリ
ありがとうございますm(_ _)m
お久しぶりです!
削除ブログも更新されていないので心配していました(^^)
私もエンドグリップの有無で変化が無ければ接着するつもりだったのですが…接着する機会を失いました。
あれ良いと思うのですが、同じグリップばかりではつまらないので次なる試みに挑戦してみます。
いつかは最高のアジングロッドを…作りたい!