ロッドビルド、ロッドビルディングに必要な道具や工具

ロッドビルディングというと切断や研磨、接着することが必要で、少し難しいもので手を付けにくいと感じると思います。
私は特に工作が得意ではなく、他のロッドビルダーの方々のように工具の扱い等には長けてません。

しかし、2017年7月からアジングロッドビルドを初めて、出来はまだまだですが既に4本のチタンティップアジングロッドを作ることができました!

大体に1月に1本を作成していることになりますが、集中すれば2日か3日で1本を作成することができると思います。

チタンティップアジングロッド
(写真上から下に新しく作成)

これも、某ブログの方や他のブログをされている凄腕ロッドビルダーの方々のおかげです。
作成したロッドはどれも見た目や性能も個性的で、本当に自分のためのアジングロッドとなりました。

これから、ロッドビルドをはじめたいと思っている方のために、最初の2本を作成するときにインターネットで勉強させていただき購入、使用した道具等を書いておきます。

ロッドビルドの道具

上の写真にあるものと金属用ノコギリ(百均にもあります)で最初の2本は作成できました。

ロッドビルド用の道具一式、安く買えば2万円弱で買えるのではないかと思いますが、エポキシコーティング剤やエポキシ接着剤はケチらず良いものを買ったほうが良いと今は思ってます。

ガイドスレッドコーティング用

・ロッドドライヤー FMM2←少し高くて5000円程度
・エポキシコーティング剤(現在はクリスタルシーン)
・エポキシうすめ液
・ナイロン製筆(百均)←細い平筆0号か2号
・軽量カップ(コーティング混合用)
・アルコールランプと燃料

ロッドドライヤーの値段が高いけど、他は安く揃うはずです。
エポキシコーティング剤は、よく選んで購入する必要があります。
私は最初の2本は既にガイドコーティングにクラックが入っているので、リビルド予定です。


グリップとブランク作成用

・エポキシ接着剤 デブコン30分型 ←硬いオススメ
・瞬間接着剤
・マスキングテープ
・カッター(百均)
・紙ヤスリ(百均)100番400番800番程度のセット
・ドリルビット0.8ミリ1.2ミリ(百均)←他も
・ダイヤモンドヤスリ(百均)
・デジタルノギス
・ルーター(安いのがあるので)私はドリルを使用
・ノコギリ(百均)

他に、ティッシュペーパー、綿棒や爪楊枝等家庭にある物、これぐらいあれば効率はともかくとして私くらいのロッドは作成ができます。

自作を勧める理由

私もチタンティップアジングロッドを作りたいけど出来ないだろうと思い、ずっとロッドビルドは諦めていましたが、いざやり始めたら釣りに行くのを忘れるほど面白い。

ロッドビルドが出来るようになると、ロッド1本あたり材料費2万円程度で、自分が好きな色形で性能は各社ハイエンドクラスを凌ぐようなアジングロッドも作れるようになります。

分からないとこや、出来ないことはこのブログにコメントしていただけば知っている範囲で返信します。
私は他の方の様に凄い技術経験や道具はありませんが、アイディアと努力で更に良いものを作っていきたいと思ってます。

ロッドビルド方法をまとめてみました。


ロッドビルドとは オリジナルロッドを簡単に作る方法
https://ajinglife.blogspot.com/2018/06/blog-post.html
アジング一年生re

3 件のコメント :

  1. こんにちは!いい記事ありがとうございます。知人に勧められて自作始めました!(アジングロッドソリッドティップ穂先0.65mm)完成品お借りして当初5.7ftを作るつもりがあれよあれよの切り過ぎ&失敗でギリ5ftになってしまいました。
    ご挨拶兼ねて質問もしたいのですが、
    ハイブリッドアーバーなる硬いけど軽い棒の内径がグリップ取り付け位置まで狭くて届かないので削ろうとサンドペーパーでゴシゴシ夜通しやってみたのですが0.2mm程度しか削れず心折れました(笑) 電動工具を購入しようと思うのですが電動ドリル,インパクトドライバー、ルーター?など色々選択肢ありまして困ってます。グリップの整形なんかもやりたいのですが将来的に考えた場合工具はどんなのがオススメできるでしょうか?
    よろしくお願いします。

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    1. ロボezaさん初めまして!
      薄いアーバー内径を拡大するなら、精度を気にしなければ電動ドリルに軸付き砥石かリーマ単品で削るのが早いと思います。
      スーパーハイブリッドアーバーなら、やすりの番手が適切なら手作業でも削れそうに感じますが、番手が細かすぎるのでは?

      内径加工後に電動ドリル等でアーバーを高速回転させ外径の調整をすれば、少しは精度が出やすいはず。

      グリップの加工には簡易的な旋盤が必要なのでしょうけど、私レベルのロッドで良いならば電動ドリルや電動インパクトを活用すれば簡単に作れます。

      私が電動インパクトを使っているのは持っていたからで、買うならたぶんチャック付きのドリルで十分!

      最初は完璧なロッドはできないでしょうけど、自作オリジナルロッドは愛着がわきますし、楽しみも倍増。
      良いロッドができるのを楽しみにしています(^^)

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  2. ちょーさん!ひとまず完成しまして数十匹釣りましていかに失敗したかを痛感しております(笑)
    チャック付きドリルで確かに大丈夫でした。思ったよりドリルもお安く済みました。グリップを丸く成形したりもできるようになり購入した甲斐がありました。ありがとうございました。
    思ったより短い(4ft台)竿になり、ボートアジング特化の用途になってしまいました。早速次のロッド作成に向けて釣具屋回ってます(笑)
    ブログの方とてもタイムリーで助かりました。今後も大変と思いますが続けてください!ときおり拝見しに来ます。

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